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仕事と家事と育児と、別に書かなくたっていいブログの執筆に追われる日々。

お酒もギャンブルもたしなまない私にとって、スイーツは最高の気晴らしであり娯楽です。

2019年もたくさん味わいました。

素晴らしいケーキを制作したパティシエたちに感謝です。

 

 

■ベストケーキを選出!評価基準とは…

 

ケーキを評価するにあたって基準となる要素は3つ。見た目。味わい。余韻。

 

◇見た目

 

持ち帰ったケーキは即かぶりつきたいところですが、皿に盛って全方面から見渡してその形状を観察。

色彩やトッピングにムラがないか、形が崩れることなくバランスが保たれているか、クリームのホイップに乱れがないかなどを確かめます。

デザインに優れ、独創性が強いとポイントがアップします。

 

またさらに真っ二つにカットして、断面の美しさもチェックします。

 

◇味わい

 

目でケーキを味わったら、いよいよ試食。

まずはスポンジ、クリーム、コンポートなどケーキを構成する要素を別々で味わい、それからスプーンをざっくり入刀してまとめて味わいます。

それぞれが個別に美味しいだけでなく、口の中でミックスした時に起こす化学反応を期待します。

 

甘味はもちろん、フルーツ系のケーキなら酸味、ショコラやナッツ系なら渋味が感じ取れるように味覚を研ぎ澄ませます。

 

 

◇余韻

 

香り(嗅覚)やテクスチャー(触覚)は、味(味覚)以上に長く印象に残ります。

空っぽになった皿を前にして充実感・幸福感が大きいと、素晴らしかったケーキだと判断します。逆に味のファーストタッチは感激的でも、食べ終わった後に何も記憶や印象に残らないようなケーキは、高評価を与えません。

 

 

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■2019年に味わったパリのケーキ・ベスト5

 

★第1位 ブランジェリー・ユトピーの黒ゴマとライムのケーキ 

パリでも屈指の人気を誇るパン屋ユトピーUtopieは、パンだけでなく極上のパティスリーも作っています。

中でも素晴らしいのは、黒ゴマのムースの中にライムのコンフィを忍ばせたケーキ。

土台となるのはサブレ・プレッセ。一度焼いたサブレを細かく砕き、黒ゴマとシロップを混ぜて固めたもの。手間がかかっていますが、おかげで香ばしさと歯ごたえの良さが格段にアップしています。

漆黒の見た目も独創的でポイントが高いですが、味良し香り良し食感良しで、さらに甘味と酸味のバランスも良く、本当に素晴らしいケーキです。2019年で味わった数多くのケーキの中でNo.1はこれだと、迷わず評価。

『Le Sésame Noir – Citron Vert』 5.50EUR

La Boulangerie Utopie 20 Rue Jean-Pierre Timbaud, 75011 Paris

 

 

★第2位 ヤン・メンギーのラ・パヴロヴァ

今最も勢いのあるパリのパティシエのひとりヤン・メンギーYann Menguyが作るケーキはいずれもエレガントですが、中でも絶品なのがラ・パヴロヴァ。

ニュージーランドが発祥のラ・パヴロヴァは、現地で食べるものは歯が溶けるくらい甘いらしいですが、ヤン・メンギーは甘さよりもリンゴの爽やかさを活かした軽快で上品な味わいに仕上げています。

サクサクのメレンゲをくりぬいてリンゴのコンポートを入れ、上にはコクがあるホワホワのクリームをホイップしてあります。

 

『La Pavlova』 5.70EUR

La Goutte d’Or (Yann Menguy) 183 Rue Marcadet, 75018 Paris

 

 

★第3位 クリストフ・ミシャラクのユズとライムのクラシック

何度リピートしても味わうたびに感激が味わえる、クリストフ・ミシャラクの定番ケーキ。

パンチ(シュワシュワの泡仕立て)、クリーム、コンポート、ガナッシュモンテと、レモンとユズを応用して様々な形にアレンジしてあり、心地よい酸味をプロデュース。

ほのかで控えめな甘味も上品。

土台のサブレの中の微量の塩味がアクセントになっていて、全体の味を引き締めるのに一役買っています。

 

『Mini Klassik Yuzu – Citron vert』 7EUR

Christophe Michalak 8 Rue du Vieux Colombier, 75006 Paris

 

 

★第4位 ピエール・エルメのエレナ

エレナと名付けられた、2019年秋の限定ケーキが美味しかったこと!

サブレとスポンジケーキの上に、ピスタチオ風味のマスカルポーネクリーム、リコッタチーズのクリームを重ねた芳醇なケーキの味は、今でも忘れられません。

チーズの味わいが濃厚で、ピスタッチオのコクのある風味との相乗効果で、まったりと深みのある唯一無二の美味しさに。

素材のかけ合わせが上手なピエール・エルメならではの傑作は、現在は販売していないのが残念。

 

『Héléna』 7.20EUR

Pierre Hermé 72 Rue Bonaparte, 75006 Paris

 

 

★第5位 サダハル・アオキのゼン

和素材を巧みに操り、パリの人たちからも大きな支持を集めているアオキさんのケーキの中でも、最も私好みなのは、風味が豊かな抹茶・ゴマと、ホワイトチョコをベースにした濃厚なクリームが飛び切りエレガントな和洋折衷のケーキ。

土台のダコワーズクッキーはサックサク、クリームはむっちりトロトロと、テクスチャーも素晴らしいです。

 

『Zen』 5.80EUR

Sadaharu Aoki 56 bd de Port Royal, 75005 Paris

 

 

■カンフル剤よりビタミン剤より有効!元気をくれるスイーツ

 

人によって、それぞれのストレスの解消方法というものがあるでしょう。

ショッピングをしたり、旅に出たり、ゲームをしたり、音楽を聴いたり、ペットと戯れたり…。私の場合は、スイーツの賞味です。

これらの美味しいスイーツを味わったことによって、どれほど心癒され、気分転換できたことか。

 

私は生き下手なのかもしれないと思う今日この頃。

知らぬ間にトラブルに巻き込まれてしまったり、自分の不注意で他人に面倒をかけてしまったり、しょっぱいことが多い人生ですが、スイーツの甘さが辛さを中和してくれると信じているのです。

これからも素敵なスイーツにたくさん出会えますように!

 

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