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初冬のパリ。冷たい風が吹くオペラ大通りに、行列ができていました。

それはセドリック・グロレCédric GROLETの店の前。

私も行列に加わり、待つこと40分。せっかちな大阪人が、40分間も立ちんぼすることは滅多にありません。

ただし買ったケーキを家に帰って味わうと、待ち時間のストレスを帳消しにするほどの満足感を得られました。

冷えた体の心をホクホクにしてくれた絶品スイーツとは。

 

■飛ぶ鳥を落とす勢いのスターパティシエ:セドリック・グロレ

 

セドリック・グロレは、パリ1区の超一流ホテル・ムーリスでシェフ・パティシエを務める34歳。

20歳でパリに上京してフォション腕を磨くうちに頭角を現し、2011年にヘッドハンティングされて現職に。

2015年以降、あらゆるグルメ誌やパティシエ組合から「世界一のパティシエ」に選ばれ続けている凄腕です。

 

また人気のバロメーターであるインスタのフォロワー数は148万( @cedricgrolet )。

ちなみにクリストフ・ミシャラクは61.5万( @christophe_michalak )、ピエール・エルメは39.9万( @pierrehermeofficial )ですから、フランスのパティシエの中では群を抜いています。

*数はいずれも2019年12月現在のもの

 

つまり名実ともにNo.1のパティシエなのです。そんなセドリックさんが開いたオンリーショップがすごいんです!

 

 

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■セドリック・グロレが作るケーキとは?

 

来店時に販売されていたケーキの種類は6種。

写真の左から、

  • フラン(焼きプリン) 16EUR
  • ババ・オ・ラム 10EUR
  • クレーム・シトロン? (レモンパイ?店員さんが丁寧に説明してくれたのですが、早口についていけず) 11EUR
  • サントノレ 13EUR
  • オペラ 15EUR
  • モンブラン 12EUR

 

お値段設定は、なかなか強気。

他店のケーキとは比較にならないくらいハイプライスで固定客が確保できるのかと少々心配になりましたが、味わってみるとその魅力に屈してしまいます。

このケーキでしか味わうことができない高揚感があるのです。

 

◇試食レポ(1) モンブラン 12EUR

土台となるクッキーは薄めで、サクッと歯ごたえ良く焼き上げられています。

底にはヘーゼルナッツのプラリネが敷いてあって、その上にフワフワの生クリームが入り、表面にはマロンクリームが糸状に絞られています。デコレーションには、甘く煮付けた栗の実が。

また生クリームの中には、ブルーベリーのコンポートが。ほどよい酸味がアクセントになっています。

モンブランといえばマロンが主役ですが、マロンクリームは意外にも少なめ。ともすると下の白い生クリームが透けて見えるくらいですが、甘味と香りが十分に生きているので存在感はばっちり。マロンの量を控えめにすることによって、重くなりすぎずライトな味わいに仕上げられています。

  • 味:★★★★☆
  • 見た目:★★☆☆☆
  • 斬新性:★★★☆☆
  • リピートの可能性:★★★★☆

 

 

◇試食レポ(2) ババ・オ・ラム 10EUR

ブリオッシュにラム酒のシロップをたっぷり染み込ませ、バニラの風味が豊かな生クリームとカスタードクリームを花形に絞ったババ・オ・ラム。

ブリオッシュがジューシーで、かみしめるごとにほのかに甘いシロップが口いっぱいに広がります。クリームはまろやかで爽やか、きめが細かくむっちりとしたテクスチャー。

全体的にシンプルで甘さ控えめですが、シロップとクリームのバランスが大きな満足感が得られます。

  • 味:★★★☆☆
  • 見た目:★★★★☆
  • 斬新性:★★☆☆☆
  • リピートの可能性:★★★☆☆

 

 

◇試食レポ(3) サントノレ 13EUR

悶絶美味!4品購入した中で一番のお気に入りがこれ!

ミルフィーユ風のパイ生地に、カスタードクリームと生クリームを絞り、ミニサイズのシューをトッピング。

見た目も可愛いですが、ほわっほわの生クリームと、むっちり濃厚なカスタードクリームが舌の上でとろけると、ゆったりと大きな幸福感がもたらされます。

さらにパイ生地が美味しいこと!サクサクで薄い生地がポロポロ落ちるので、思い切って素手で持ってガブリといくのがおすすめです。

  • 味:★★★★★
  • 見た目:★★★★★
  • 斬新性:★★★☆☆
  • リピートの可能性:★★★★★

 

 

◇試食レポ(4) フラン 16EUR

パイの中に卵の生地を流し込んで焼いた、直径約13㎝ビックサイズのプリン。

シンプルですが食べ応え十分で、バターが香るパイ生地が圧巻。

買った当日、翌日、翌々日との3日に分けて食べましたが、香りと味はずっと落ちることなく美味しくいただきました。

レンジで温めるとパイ生地はしっとり、卵の生地はよりトロトロになり、また違った味わいが楽しめます。

  • 味:★★★★★
  • 見た目:★★☆☆☆
  • 斬新性:★☆☆☆☆
  • リピートの可能性:★★★★☆

 

 

■ケーキの美味しさ以外にも、いろいろとこだわりが…

 

セドリック・グロレのオペラ大通りの店は、時間帯によってサービスが異なります。

店の開店時間は8H30。この時間帯に提供されるのは朝食用のパン類。

 

ケーキが目当てであれば、12時からの再開にタイミングを合わせて来店するといいでしょう。

カウンターはオープンキッチンのようになっていて、パティシエの作業を見ることができるのが楽しいです。今回の来店時には、サントノレを制作していました。

またショップの2階は、サロン・ド・テになっています。

 

◇テイクアウト用の箱が素晴らしい!

 

繊細なケーキを、無傷で持ち帰るのは至難の業です。

家に帰って箱を開けると、ケーキがグズグズに崩れていたという苦い経験を味わったことがある人も多いのでは?

 

この店ではひとつひと箱に入れられますが、その箱には花形のケーキをしっかり固定できるように仕切りが付いているのです。これで少々の揺れにも耐えることができます。

 

 

◇ショッピングバッグを持参したほうがいいかも!

 

ケーキの箱には取っ手が付いていません。かといって、紙袋に入れてくれるわけでもありません。

 

バッグは有料で、再利用可能なコットンの編みバッグ3EUR。ケーキのみならず、バッグも高いなと大阪人は思ってしまいましたが、4つの箱を抱えてメトロに乗るわけにもいかず、購入しました。

でも可愛いバッグで良かった。夏に使えそうです。

 

■CEDRIC GROLET OPERA

35 Avenue de L’Opéra, Paris 1er

FaceBook  : https://www.facebook.com/Cédric-Grolet-Opéra-100251064686389/

 

 

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