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フランス人の主食はパン。特にパリはパン屋の激戦区。

美味しいパンは町中にあふれ、ごく普通の庶民的な店でも驚くほど洗練されたパンを作っていることもしばしば。

この秋、パリ15区の住宅街の一角にオープンしたエマニュエル・マルタンの店もそのひとつ。特に菓子パンは種類が豊富で、美味しさでも群を抜いています。

 

■有名店から独立した実力派パン職人

 

もしあなたがドミニク・サブロンDominique Saibronの名前を知っていたら、かなりのパン通とご察しいたします。

ドミニク・サブロンは、パリ14区に店を構え、数々の星付きレストランにパンを提供していたほか、日本にも進出して東京は赤坂・大阪は梅田と一等地に店を構えていたことがあるパン職人。

絶大なカリスマ的人気を誇っていましたが日本からはすでに撤退、パリの店舗も昨年惜しまれつつ閉じてしまいました。

 

その伝説の店ドミニク・サブロンから独立したのがエマニュエル・マルタンEmmanuel Martinです。

一流店に長年勤めて腕を磨いたというだけあって、彼の店に並ぶ菓子パンやケーキは種類が豊富で、ムラがなくどれも美味!

 

ドミニク・サブロンを知る人は懐かしさと安定感を思い知り、また知らない人は味わい深いクリエーションに感激すること請け合いです。

 

 

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■おすすめ菓子パン・その① バイカラーのクロワッサン

 

朝食にもおやつとしても最適な、バイカラーで見た目も美しいラインナップのクロワッサン。輪切りにしても中がストライプになっています。

3種のフレーバーがあり、いずれも外側はサクサク・内側はしっとりとした食感が心地よく、噛めば噛むほど味わいが増す逸品ばかりです。

 

◇Croissant Framboise 木苺のクロワッサン 1.70EUR

バターと重ね合わせたパン生地を伸ばして広げ、その上に木苺のジャムを塗って丸め込んで焼き上げたクロワッサン。木苺の酸味がクロワッサン生地の甘味との相性が抜群です。

 

◇Croissant Pistache ピスタチオのクロワッサン 1.70EUR

ピスタチオの酸味が爽やかに表現されていています。ピスタチオの油分とバターとのバランスが良く、コクがありながらしつこさのないポップな味わいが楽しめます。

 

◇Croissant Praliné プラリネのクロワッサン 1.70EUR

ヘーゼルナッツのプラリネが風味豊かで、スイーツのような優しい甘味がクセになる味わいです。おそらく3種のうちで一番人気が高いのがこれ。昼過ぎに売り切れてしまうことも。

 

 

■おすすめ菓子パン・その② 渦巻パン

 

トゥルニコティTournicottiと呼ばれる渦巻パンといえば、エマニュエル・マルタンが長年勤めた伝説の店ドミニク・サブロンの看板商品でした。

パイ生地を渦巻にしてしっとり焼き上げ、外側はサクサクと、内側がしっとり&むっちりとした食感が特長です。

手に持つとずっしり重量感があり、食べ応えは十分。ただしサブロンの店で販売されていたものと比較すると、甘さと脂っこさが控えめです。

 

◇Tournicotti Chocolat ショコラの渦巻パン 1.80EUR

パン生地にカスタードクリームとチョコチップを巻き込んだ、ケーキのような豊かな味わいが魅力。パン・オ・ショコラよりも大きな満足感が得られるので、おやつというよりは朝食に頂くほうがいいかも。

 

◇Tournicotti Pistache ピスタチオの渦巻パン 1.80EUR

ピスタチオペーストを練り込み、さらに砕いたピスタチオの実をこれでもかと散りばめた私のお気に入り。コリコリとした歯ごたえの良いピスタチオの香ばしさとほのかな酸味が、パン生地の甘味と融合して、旨味が一層増しています。

 

 

 

渦巻パンは以上のほかにシナモン(Tournicotti Cannelle)、レーズン(Tournicotti Raisins)があります。

 

 

■ケーキはシンプルでクラシックなラインナップ

 

ケーキは定番レシピを忠実に再現したクラシックなラインナップ。

派手さこそありませんが、ほっとできるフランスの味が体感できます。

 

◇Forêt Noire フォレ・ノワール 4.20EUR

「黒い森」を意味するフランス菓子の定番中の定番。ココアのスポンジケーキの間に、サクランボの入ったチョコレートクリームを挟み、上にホワホワのホイップクリームをたっぷりのせたケーキ。

サクランボはキルシュ(サクランボベースの蒸留酒)漬けにしてあり濃厚でパンチが利いていますが、クリームは雲のように軽くエレガントな味わい。

 

 

◇Paris-Brest パリ・ブレスト 3.20EUR

通常はリング型のパリ・ブレストを細長くした、ヘーゼルナッツの風味が豊かなケーキ。

シュー生地はサクッとしていて、食感も味わいも軽快。たっぷりホイップされたヘーゼルナッツのクリームは、コクがありますが脂っぽさがなくスタイリッシュ。シューの端にはとろりと甘いキャラメルが忍ばせてあり、隠し味的なアクセントになっています。

 

 

■エマニュエル・マルタンEmmanuel Martin店舗の基本情報

住所:18 Rue Lourmel, Paris 15区 火曜定休

菓子パン、ケーキともに夕刻になると品薄になるので、より多くの選択肢を求める場合は11時~15時の来店がおすすめです(朝早いとケーキがまだ陳列されていないことも)。

Bonne dégustation !! 「素晴らしいご試食を!」

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