sponsored link

 

その店名が示す通り、キャラメルを駆使したキャラメル・パリのスイーツを味わうと、古い記憶の深層部をつつかれるような懐かしい気分になります。

パリからは遠く離れた大阪生まれ・大阪育ちであるにもかかわらずです。

 

私が子供の頃に味わっていたキャラメルといえば、日本の大手菓子メーカーが製造する半透明の紙に包まれた箱入りで、噛むと歯にくっつくような安価なものでした。

キャラメル・パリのエレガントで薫り高い味わいのものとは質が大きく異なりますが、不思議とリンクしてノスタルジックな気持ちを呼び起こさせてくれるのです。

そんなほっこり幸せな気持ちを呼び覚ましてくれるキャラメル・パリのスイーツとは?

 

 

■キャラメル・パリのシェフ、ニコラ・アレウィンNicolas Haelewynとは?

 

上質なキャラメルを使ったスタイリッシュなスイーツを展開させているのは、オーナーシェフのニコラ・アレウィン。髭面のイケメンです。

キャラメル・パリのブティック兼サロン・ド・テがオープンしたのは2016年。

場所はエッフェル塔、アンヴァリッド、アレクサンダー3世橋を結んだ三角地帯の真ん中。セーヌ左岸きっての観光地であり閑静な住宅街であり、また洋菓子店の超激戦地区でもあるこの一角は家賃だって安くはないであろう一等地。

 

そんな挑戦的な場所に店を立ち上げ、しかも繁盛させているなんて、なかなかのやり手です。それもそのはず、ニコラ・アレウィンは、メゾン・ラデュレに11年間在籍して腕を磨き、うち5年はインターナショナル部門のシェフを務めた実力者。

 

彼の出身地はノルマンディー地方の主要都市カーン。ノルマンディーといえば酪農が盛んで、上質なキャラメルの名産地。

洗練されたキャラメルの味わいをプロデュースして応用させることに長けているのがうなづけます。

 

ちなみにキャラメル・パリではキャラメルをKaramelと表記していますが、これは造語的なもの。

本来のフランス語ではキャラメルはCaramelと綴り、KではなくCから始まるのでご留意を。

 

 

sponsored link

■極上のキャラメルを駆使した商品のラインナップ

 

バラエティーに富んだ商品には、キャラメルがガッツリまたはひっそり盛り込まれているのが特長。

飴タイプのキャラメルのように主役として扱われる場合も、生菓子や焼き菓子の隠し味として名脇役を演じる場合もあります。

 

店員さんいわく、ケーキの中で一番人気を誇るのはレモンパイ。

酸味やや強めが心地よいレモンのクリームの上に、レモンのシロップを染み込ませたスポンジケーキをのせ、それらを雲のようにホワホワのメレンゲで包んだ逸品。レモンのピール、ヘーゼルナッツ、金箔がトッピングしてあります。

サクッと焼き上げたタルト生地の底に、トロリとしたキャラメルが忍ばせてあるのがキャラメル・パリの真骨頂。

キャラメルのほのかな塩味がアクセントになり、全体の味わいがリズミカルに。

 

 

その他、ショコラ、クッキーなどの焼き菓子、ペーストなども種類が豊富。

スタイリッシュな包装も魅力的ですが、観光地に存在する店にありがちな見た目の派手さばかりが重視されたツーリスト相手の代物ではなく、舌の肥えた地元客をも取り込もうという意欲的で安定感のあるラインナップです。

特にショコラは見た目良し・味良しの才色兼備で、お土産にもぴったりです。

 

 

■スイーツ以外も味わえるサンパティックなイートインスペース

 

キャラメル・パリはサロン・ド・テも兼ねています。

ケーキ屋やパン屋の一角によくあるような、購入したての商品をささっと試食するような腰掛けの席ではなく、立派な喫茶スペース。

きちんとしたメニュー表があって、ドリンク類も充実しています。特にお勧めは、キャラメリゼしたミルクで作るキャラカプチーノ(6.50EUR)。悶絶美味です。

 

さらにスイーツ以外にもパン、キッシュ、サラダも味わうことができます。

ランチタイムにも午後のティータイムにも訪れたい、落ち着いた空間です。

 

 

キャラメル・パリ Karamel Paris

67 Rue Saint-Dominique, Paris 7区 (10:0020:00、喫茶スペースは10:0019:30 定休日なし)

http://karamelparis.com

sponsored link