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パリの美しい景色を見渡せる絶好のスポットといえば、ノートルダム大聖堂の塔の上でした。

エレベーターがなく、螺旋階段を延々と登らなければならない試練こそありましたが、地上約70mから見るパリの街並みが美しかったこと。

ただし、今年4月の火災はご周知のとおり。

現在は大がかりな修復工事のため大聖堂は閉鎖されて塔にも入ることができず、再開のスケジュールすらも立っていません。

 

ノートルダム大聖堂の塔へのアクセスが不可能になってしまった今、パリの感動的なパノラマを堪能できるのは、いったいどこなのか検証してみました。

ノートルダムの塔のテラスから見たエッフェル塔。火災後の今ではもうこの景色を見ることはできません。2018年9月撮影

■美しいパリをパノラマで

 

美しいパリの街並み。長年住んでいても見飽きることはありません。

パリが大改造によって生まれ変わったのは、1853~70年のこと。
大きな並木道や広場が整備され、街並みに統一感を持たせるために建築物の高さは12~20mと決められ、6階以上の新たな建造は禁止されました。
現存するパリの建物の60%はこの時代に建てられたもので、区画もほとんど当時のまま残されています。

つまり街そのもの-がアンティークというわけです。

今でも美観維持のため、高層ビルの建設には厳しい制限が設けられています。
パリに来て、空が広いと感じるのはそのためでしょう。

 

少し高度を上げれば、何にも視界を遮られることなく街をぐるりと一望することができます。
その爽快感といったら!
特に青空が広がる晴れた日は40㎞先まで見渡すことができ、インスタ映えするパリが撮れること請け合い。

 

 

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■パリのおすすめパノラマスポット4選

 

◇エッフェル塔

高さ:地上1階テラス=58m、2階=116m、最上階=276m

入場料:2階まで=16.30EUR(4~11歳 4.10EUR)、最上階まで=25.50EUR(6.40EUR)

エッフェル塔1階テラスから見たセーヌ川とシャイヨー宮

エレベーターまたは階段でアクセス可能(階段だと料金が少し安くなります)。

周囲は緑が豊かで、世界遺産に指定されているセーヌ川沿いの美しい景色を愛でることができます。

塔内にはレストランや土産物屋も充実していて景色以外にも見所が多くてのんびり過ごすことが可能。

 

高所恐怖症の人にはお勧めできませんが、1階にあるガラスの透明の床から真下を見れば、スリリングな体験ができます。

ガラスの床。地上からも人影が見えます。

ただし当然のことながらエッフェル塔に上ると、エッフェル塔の姿が見えなくなります。エッフェル塔のないパリの景色は、少々物足りないないような…。

 

敷地内に入るためには空港並みのセキュリティーチェックを通過しなければならないため、行列待ちは避けられません。少しでも時間のロスを減らすためには、事前に入場券を予約しておくといいでしょう。

お金にものを言わせて、待ち時間なしのコースに申し込むのが賢明です。

 

 

◇凱旋門

高さ:50m

入場料:12EUR(18歳以下は無料)

トップ・オブ・ザ・凱旋門から見たシャンゼリゼ大通り

12本の道路が放射線状に延びるエトワール(=フランス語で星)広場の中心に位置し、周辺は繁華街・オフィス街・高級住宅街とあって、都会的でスタイリッシュな景色が広がります。

 

他のおすすめスポットと比較すると標高は低めですが、シャンゼリゼ大通り・コンコルド広場・チュイルリー公園・ルーヴル宮が一直線上に並ぶ景色は圧巻です。

 

 

◇モンパルナスタワー

高さ:210m

入場料:20EUR(4~11歳 9.50EUR)

モンパルナスタワー59階テラスからの眺め

1973年に完成したオフィスビル。

25基あるエレベーターのうちの2基が観光客用に開放され、56階の展望台までわずか38秒でアクセスすることができます。そして59階の屋上テラスまでは階段を徒歩で。

 

テラスの四方がガラスの壁で覆われていて、見晴らしは良いものの、光が反射して美しい写真が撮りづらいのが難点。

以前から老朽化が懸念されており、2020年にはリニューアル工事が予定されています。

 

 

◇アンドレ・シトロエン公園の気球

高さ:150m

乗船料:12EUR(3~11歳 6EUR)

アンドレ・シトロエン公園の広場から飛び立つ気球

パリ最南西部に位置する公園内の気球から見下ろす景色も、素晴らしいです。

気球はコードで地面とつながれているタイプなので、空中で移動することはなく上がって下がるだけですが、風を感じながら眺める360℃のパノラマは爽快。

 

ただし風速10m以上になると飛行中止になるので、前もって予約をしておいても乗船不可能な場合があります。ネットで購入するチケットは1年間有効ですが、パリの滞在期間が短い人は前払い(払い戻し不可)の予約はしないほうが無難です。

地上150mの気球からの眺め

 

■まとめ

 

美しいパリ、上から見るか、横から見るか?

散策しながら街並みを発見・再発見するのも一興ですが、高度を上げたと所からジオラマのように小さく見えるパリの街並みも素敵です。パリを広範囲で把握するためにも、上からの景色は必見です。

ただしお天気の良し悪しによって、景色の美しさと、それを見る人の感動の大きさが増幅 or 半減してしまいます。青空が広がるタイミングを狙って行くのがおすすめです。

 

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