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シェフとパティシエの2つの顔を持つシリル・リニャック氏。
現在、パリに3軒のレストラン(うち1軒は1つ星を獲得)と6軒のスイーツショップを展開させている「二刀流」は、TV番組にも頻繁に登場する超売れっ子です。
日本に店を展開させていないのが意外にも思えますが、現在のパリ甘党事情を語るうえで、欠かすことのできない重要人物です。

■抜群の知名度を誇る気さくな人気者

フランスでのマスコミ露出度が極めて高く、料理・製菓の番組に限らずトークショーに出演することもあるほど、フランスでは有名人であるシリル・リニャック氏。
3つ星レストラン「アルページュ」のアラン・パッサール氏のもとで料理を、ピエール・エルメ氏のもとで製菓の腕を磨いた実力派です。

現在、M6チャンネルで放映されている菓子番組にも出演中で、3人のプロのパティシエが国の代表としてチームを組み、トーナメント方式で製菓の腕を競うコンペティションで、ピエール・エルメ氏とともに審査員を務めています。

フランス南西部の出身で、強いお国訛りのフランス語が特徴的。
話し上手でよくしゃべりよく笑い、番組内ではムードメーカーの役割を担いつつ、敗者を讃えるなど優しい一面もうかがうことができます。

リニャック氏自身といえば飾り気がなく親しみやすい田舎の好青年を思わせるのですが、それと相反するように作り出す菓子は実に尖鋭でスタイリッシュ。
このギャップも人気の秘密のひとつかもしれません。

 

■見るも鮮やか、味わうもエレガントなケーキたち

来店時にショーケースに並んでいたケーキは7種類。

リニャック氏の作品は、まず見た目がスタイリッシュ。
そのままブローチにでもしてジャケットの襟につけたら、おしゃれのアクセントになるに違いないと思わせる華やかなものばかり。
もちろん味の秀悦さも兼ね備えています。
無駄がなく引き締まった味わいは軽妙で、そして長く心地よい余韻とともに深い満足感をもたらしてくれます。

 

◇フランボワーズとアーモンドミルク Framboise & Lait d’Amandes

アーモンドミルクの風味がリッチなムースの中に、フランボワーズのゼリー、アーモンドパウダーとライムの皮で風味付けしたフィナンシエ(焼き菓子)、アーモンドのプラリネを忍ばせてあるという手の凝りよう。情熱的な赤色のコーティングもエレガントです。
ムースやゼリーの個々の味も素晴らしいのですが、スプーンで上からざっくりすくって口の中でミックスさせると、相乗効果でコクが増してさらに美味しさが広がります。
4月25日~7月28日までの限定品。

 

◇レモンタルト

ヘーゼルナッツのサブレの上に、レモンのコンポートを敷いてレモンクリームをホイップ。さらに薄いホワイトチョコレートをのせて、レモンのジュレを雫のように散りばめてデコレーションした逸品。
チョコの甘味にサポートされたレモンの酸味が口の中でスパークします。
サブレのサックサクとした食感も快適。

 

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■季節限定品も多いので要チェック!

彼のレストランでは素材の仕入れ状況によって頻繁にメニュー内容を変更していることからもわかるように、シリル・リニャック氏は素材の新鮮さを重要視しているよう。
フランボワーズとアーモンドミルクの極上ケーキも、シーズンが終わると一時廃盤になってしまいます。
レモンタルトのように定番商品もありますが、ショーケースに並ぶケーキのラインナップはしばしば変更になるので、旬の新作ケーキをいち早く味わうためにも、これぞというケーキを食べそびれてしまうことがないよう、要チェックを!
パリのショップには、生菓子のほかにも、焼き菓子、ショコラ、パンが揃います。

息子はLE TIGREというショコラの焼き菓子を買い食い。

インパクトがあるまばゆい見た目と、バラエティーに富んでいながら統一感のあるコンテンポラリーな味わいを特徴とするスイーツは、国境を越えて愛されるはず。
日本上陸の日も近い!?

●La Pâtisserie Cyril Lignac ラ・パティスリー・シリル・リニャック
133 Rue de Sèvres Paris 6e 定休日なし
その他パリの11区、15区、16区にも店舗あり

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