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ケーキ屋で注文をする場合、ショーケースの中でこれぞと目星をつけたスイーツを指差して店員に目配せをすれば完結するわけで、なにもフランス語に堪能である必要はありません。

ただしスイーツの見た目から得たインスピレーションだけを頼りに注文すると、実際に味わってみたときに、想像していたものとギャップがありすぎてがっかりしたり、または逆に期待以上のものに出会えて感激したりすることがあります。

当てずっぽうの注文は、それはそれでスリルがあって面白いものですが、表示されているケーキ名やちょっとしたその説明を理解することができれば、理想に近いものを味わうことができるようになるはず。

そこで、甘党の皆さんが知っておくと便利であろうフランス語のボキャブラリーをまとめてみました。

本場フランスで美味しいケーキを食べまくってみたいと企んでいる人、または筋金入りのスイーツ通を目指す人必見です。

■日本に定着しているスイーツ用語の多くはフランス語由来!

フランスが日本の洋菓子事情に多大な影響を与えているとあって、和製フランス語はスイーツを愛する私たちの日常に広く深く浸透しています(ただし「スイーツ」は英語ですが!)。

 

例えば以下は和製外来語とフランス語とが同じ、または類似している言葉です。

ショコラ chocolat

マカロン macaron

シュー chou

エクレア éclair(フランス語での発音はエクレール)

キャラメル caramel

タルト tarte

ムース mousse

マドレーヌ madeleine

クレープ crêpe

クリーム crème(発音はクレム)

バニラ vanille(発音はヴァニーユ)

 

これらの言葉は、アルファベットの綴りをカタカナ読みすればおおよその見当を付けて理解することができるでしょう。

厄介なのは、日本語ともフランス語よりも多少親しみやすい英語とも全く似ていない言葉についてです。

 

 

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■難解なのはフルーツの名前。英語や日本語と違いすぎる!?

スイーツを語るうえで欠かせないのがフルーツです。

果実はスイーツの味を決定づける大きな要素のひとつ。具材が上に乗せられているタイプのケーキであれば見た目で判断可能ですが、中にこっそり忍ばせている場合やマカロンになってしまった場合は、色だけでフレーバーを想像しなければならなくなるので、言葉を知らないと的外れな注文をしてしまうことも。

日本語とも英語ともまるで似ていないフルーツ名も多いので、以下に挙げた言葉は、丸暗記をするかまたはカンニング用のメモを準備しておくといいでしょう。

 

覚えておくと使えそうなフルーツ名は…

リンゴ pomme(発音=ポム)

イチゴ fraise(=フレーズ)

ラズベリー framboise(=フランボワーズ)

パイナップル ananas(=アナナス)

グレープフルーツ pamplemousse(=パンプルムース)

サクランボ cerise(=スリーズ)

桃 peche(=ペッシュ)

レモン citron(=シトロン)

ライム citron vert(=シトロン・ヴェール)

洋ナシ poire(=ポワール)。

 

ちなみに日本では洋ナシのことをラ・フランスと呼びますが、フランスではラ・フランスLa Franceは国名を表し、果物とは何ら関係ありません。

またマロンmarron、カシスcassis、オレンジorange(発音はオランジュ)、バナナ banana(バナーヌ)、レーズンraisin(レザン)、ライチ litchi(リチ)、アプリコット abricot(アブリコ)、パッションフルーツfruit de la passion(フルイ・ドゥ・ラ・パシオン)は和製外来語と共通点があるので、比較的理解しやすいでしょう

 

さらにナッツ系の名前も覚えておくと便利です。

アーモンドamandeやピスタッチオpistache(発音=ピスタッシュ)はわかりやすいですが、

クルミ noix(=ノワ)

カシューナッツ noix de cajou(=ノワ・ドゥ・カジュ)

ピーナッツ cacahouète(=カカウェット)

ヘーゼルナッツ noisette(=ノワゼット)

なども要チェックを。

 

特にヘーゼルナッツは、フランス菓子において出現頻度が非常に高い素材。

プラリネになったり、クリームになったり、パウダーにしてビスケット生地に練りこんだり、シンプルに丸ごとトッピングしたりと変幻自在で、砂糖の甘味と相性の良い渋味が舌を楽しませてくれます。イタリアのピエモンテ産が有名で、最高級とされています。

 

 

■補足!必修甘党用語

さらに覚えておくといつかは使える言葉は…

 

塩 sel(発音=セル)

紅茶 thé(=テ)

蜂蜜 miel(=ミエル)

シナモン canelle(=カネル)

柑橘系agrumes(=アグリュム) *グレープフルーズ、ユズ、レモンなどが複数で用いられている場合に使われます。

 

スイーツを知るうえで、基本的フランス語の予備知識があればもちろん便利ですが、それが使い物にならない場合もあります。

パティシエによっては、自身の作品に詩的でファンタジーに満ちた名前を付けたがる人も多く、フランス人でも理解不能な場合も多々あります。また価格表示をしてあるプレートに、解説が書かれていることはむしろ珍しく、解説があっても大雑把であることが珍しくはありません。

 

そうなると結局のところ頼りになるのは直感と嗅覚かもしれませんが、ここに挙げた甘党用語の習得よって、言葉の壁が少しでも薄く低くなればいいのですが…。

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