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エクレアといえば、19世紀初頭にフランスで生まれた、洋菓子の定番中の定番。

「細長く焼いたシュー皮の中にクリームを詰め、その上から糖衣を着せたもの」とパティスリーの用語集などでは定義されていますが、堅苦しい縛りはなく自由度が高いため、パティシエが創意を発揮しやすく個性が試される菓子でもあります。

そのエクレアだけを商品のラインナップとする挑戦的な戦略で、存在を強く誇示するパティシエがいます。それはクリストフ・アダム氏。
フォションFauchonでピエール・エルメ氏のもとで働きセンスを磨いて頭角を現し、2012年に独自のブランド「レクレール・ドゥ・ジェニ」L’ECLAIR DE GENIEを立ち上げました。

エクレアのオーソドックスなレシピとしてお馴染みなのはショコラやカフェですが、クリストフ・アダム氏の手にかかれば、よりクリエイティブでより華やかな味わいに。
なかにはもはやこれはエクレアないでしょうとジャッジしたくなるような作品もありますが、そこは寛大な心と食いしん坊魂を持って許容範囲を広げ、細かいことは気にすることなく味わうことにしましょう。

 

 

 

■容姿端麗なエクレア

レクレール・ドゥ・ジェニのエクレアはいずれもスタイリッシュですが、見た目だけではなくもちろん味わいも豊かです。ふっくらしっとり焼き上げたシューの中には、ぎっしりクリームが詰め込まれているので、食べ応えも十分。
しかも頻繁に新作が登場。パティシエの飽くなき創作意欲には脱帽です。

 

★レモンのエクレア Citron Yuzu 6.00EUR

ポップなイエローと純白のメレンゲがキュートなエクレア。
レモンとユズの酸味が心地よいクリームは、まったりとした豊潤なテクスチャー。ほのかな甘さとバニラの淡い香りだけを残してシュワッと舌の上で溶けて消えるメレンゲとクリームの相性が抜群です。
メゾンを代表する定番なので、初来店で何を注文すればいいか悩んだ人にはまずこれがおすすめです。

 

★テ・ジャスミン Thé Jasmin 6.00EUR

2月のヴァレンタインのタイミングでリリースされたジャスミンティーのエクレア。
アールグレイなどの紅茶がスイーツのフレーバーとして扱われることはありますが、ジャスミン茶をアレンジするのは珍しいのでは?!
爽やかでフローラルな香りが心地よく、控えめながらも舌をやさしく包む甘さ加減も絶妙。味も香りも極度に繊細で、唯一無二の味わいが楽しめます。渋いブラックコーヒーではなく、ホットミルクなど角のないドリンクと一緒に合わせたい気分です。
期間限定なのが残念。

 

★マスカルポーネ・フレーズ Mascarpone Fraise 6.50EUR

マスカルポーネチーズを混ぜ入れたコクのあるホイップクリームに、ストロベリーのソースをとろりとかけた春らしいエクレア。マスカルポーネを加えることによって生クリームだけのホイップクリームよりも、テクスチャーの弾力が増し味わいもまったりと濃厚に。ストロベリーのソースは甘みと酸味のバランスが良く、木苺とサクサクのクッキーのテクスチャーも◎。

 

★ショコラ・クッキー Chocolat Cookie 6.50EUR

エクレアではない番外編。バレットと呼ばれるスイーツ。
船柄に焼き上げたビスケット風のパイ生地に、ショコラのガナッシュとホイップクリーム(おそらくマスカルポーネチーズ入り)をあしらい、上からショコラのソースをかけ、さらにメタリックカラーでコーティングしたパフの粒をのせたもの。なかなか手が込んでいます。
シューと比較するとパイ生地に味がしっかりとついていて、より豊かでふくらみのある甘味が楽しめます。

 

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■パリのどこで買えるの?

パリには、イートインスペースもある販売スポットが2つとテイクアウトのみの店が2つあります。

イートインスペースあり
★14 Rue Pavée, Paris 4区
【営】11時~19時30 定休日なし
マレ地区の人気店で、週末の混雑は必至。スイーツだけでなく、サラダやサンドウィッチなどのブランチも楽しめます。

★18 Rue de Dankerque, Paris 10区
【営】6時30~19時30 定休日なし
パリ・北駅構内にあるスタンド。早朝から営業しているので、ロンドンやベルギー行きの列車に乗る前などに利用できて重宝します。

イートインスペースなし
★32 Rue Notre Dame des Victoires, Paris 2区
【営】10時~19時
アトリエやオフィスも兼ねた店舗。生菓子のほか、レシピ本やショコラなども豊富に揃っています。

★35 Bd Haussmann, Paris 9区
【営】8時30~21時30(日曜は11時~20時、祝日は10時30~20時30) 定休日なし
ギャラリー・ラファイエットのグルメ館の地上階(0階)にスタンドが入っています。

ちなみに日本では、日本橋店・京都店など一部の高島屋で購入することが可能です。

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