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ギャラリー・ラファイエットのシャンゼリゼ店が、3月末についにオープン。

折しもシャンゼリゼ大通りといえば、昨年11月から毎週土曜日に繰り広げられるイエローベストのデモ隊による暴動の舞台。デモ隊と警察官が衝突したかと思えば、暴徒化したデモ隊が大通りに軒を連ねる店の商品を略奪したりショーウィンドーを壊したりと大混乱。

その影響もあってか、本来は昨年10月の予定だったのが、ほぼ半年の遅延を経てようやくその扉を開きました。

 

■小さいながらも旬のアイテムが凝縮しているデパート

♪「いつも何か素敵なことがあなたを待つよ!オー・シャンゼリゼ」♪と歌われたパリで最も美しいといわれる並木道の60番地に位置するギャラリー・ラファイエット百貨店は位置しています。

地上3階、地下1階の計4フロア構成。

2階:ラグジュアリーファッション(レディース&メンズ)

1階:新鋭デザイナーズファッション(レディース&メンズ)

0階:案内カウンター/ビューティー

地下1階:フードコート

 

オスマン通りにあるギャラリー・ラファイエットの店舗と比較すると、かなり小さめですが、コンパクトにまとまっているので、ショッピングの標的が定まっている人にとっては、むしろ買い物がしやすいかもしれません。

劇場を思わせる広々とした階段や、建物中央の吹き抜けのおかげで、館内はとても開放的。

パリの中でも地価の高さでは群を抜いているシャンゼリゼ大通りにおいては、とても贅沢なスペースの扱いです。

 

エントランスホールには、シャネルの春夏コレクションの素晴らしいディスプレイが。

 

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■甘党を魅了する地下のフードコートに入る4つのブランド

一流ファッションブランドが集う2階、最先端の流行がギラギラした1階は、いずれも私にはまぶしすぎて身も心も委縮してしまったので、早々に引き上げてグルメ階へ。

唯一の下りエスカレーターで地下に降りると、まず惣菜・軽食コーナー(辛党エリア)に出ます。ここを通り抜けると、お目当ての甘党エリアです。

一見したところ驚くほど狭いのですが、フロアの壁一面は高級食材のスーパーを思わせる品揃えで、ル・ショコラ・デ・フランセLe Chocolat des FrançaisやクルイゼルCluizelなどのお土産候補品が並びます。またショーケースを構えるブランドは少ないながらも魅力的で、見応えも買い応えもあります。

フロアの中央にはイートインのカウンター席があり、買ったものをすぐ味わうことができます。

 

甘党エリアに入っているテナントは以下の4つ。

 

◇ストレーStohrer

ルイ15世のお抱えパティシエだったニコラ・ストレーによって1730年に創業された、パリで最も古い老舗のケーキ屋。パリ2区のモントルグイユ通りに店を構えていて、デパート内に売り場を設けるのは今回が初めて。

2017年にオーナーとシェフ・パティシエが変わりブランドイメージが一新。クラシックな気品を残しつつ、コンテンポラリーな味わいをプラスしたパティスリーを展開しています。

代表作は、創業者ニコラ・ストレーがレシピを考案したとされるババ・オ・ラムBaba au rhum。ブリオッシュに似た焼き菓子にラム酒のシロップをタップリ染み込ませた薫り高いケーキです。ババ・オ・ラムにホイップクリームをのせたBaba Chantillyも絶品です。

 

◇ル・ショコラ・アラン・デュカスLe Chocolat Alain Ducasse

フランス料理界の巨匠がショコラを?と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、片手間でやっているのではないというのはクーベルチュールを自家製にしていることからもわかります。

2013年にパリに工房を構え、厳選したカカオからこだわりのショコラを作り出しています。

ショーケースには1ミリの無駄もなくタブレットとボンボンがズラリを並び、豆の産地の違いやカカオの配合率の違いで食べ比べが楽しめます。

 

◇ピエール・マルコリーニPierre Marcolini

名実相伴うベルギー人ショコラティエは、自らかカカオ豆を焙煎してクーベルチュールを作るビーン・トゥー・バーにいち早く取んだ先駆者でもあります。カカオの風味を引き出し、香ばしいプラリネやバラエティーに富んだガナッシュを巧みに盛り込んだ、甘いだけじゃないショコラを展開。季節のイベントごとにリリースする多彩な新作も見物です。

この店舗では珠玉のボンボン、マカロン、焼き菓子が揃います。

 

 

◇ア・ラ・メール・ドゥ・ファミーユA la Mère de Famille

パリで最も古いショコラティエ。グルメを魅了する一流ブランドが集う中、この大衆的で個性が弱いメゾンがテナント入りしたのは少々意外な印象。(ストレーと同じオーナーなので、その関係で入店が決まったのではと勝手に推測)

ショコラ、パート・ドゥ・フリュイ、カリソンなどバラエティーに富んだフランス菓子の定番が揃い、比較的リーズナブルですが、私が来店したタイミングが偶然悪かったのかこのコーナーだけが閑散としていたのが気になりました。

 

 

■新鮮さはなくとも安定した美味しさに出会える甘党エリア

 

ファッションコーナーには新進気鋭なデザイナーズ物が見つかるのに対して、ギャラリー・ラファイエットのシャンゼリゼ店の甘党エリアにテナントとして入っているのは計4軒。

“パリで最も古い”歴史を誇る2軒と圧倒的に高い知名度を誇る実力者の2軒です。

「ここでしか買えない!」といった独占的な満足感や発見はないかもしれませんが、裏切りのない美味しさに出会えるはずです。

 

 

 

 

 

 

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